備忘録。
1.母親の体調が芳しくないことは知っていて、近々病院に行く予定だったが、妻も同時に具合が悪くなったため、妻を優先した。
2.母親は亡くなる数ヶ月前から「胸が苦しい」と漏らしていたが、まさか心臓に異変が起きているとは思わなかった。
3.その根拠は、母方の祖父、つまり母の父親は脳卒中で倒れて数ヶ月入院したのちに亡くなったが、それは心臓が強かったから延命したと聞いていた。よって母親も心臓は強いはずだと過信していた。
4.やはり両方同時に行かなきゃダメなもんなんだなぁと痛感した。
5.母親が「苦しい」と漏らしていた際も
「その入院、手術費用、父親を施設に入所させる金などない。死んでくれ」
と母親に伝えた。
6.母親が
「親父の便の排泄が手に負えない。お願いだからオムツを買って欲しい」
と懇願した際、
「口から入れるものと尻から出て行くもの、どっちが優先だ?オムツなんて贅沢言うんじゃない」
と伝えた。
以上。
とりあえず母親の逝去から今日まで、心に留めて置いた支離滅裂な兄の言い分の数々。
1から4までは親戚や隣近所向けのバカでも嘘とわかる苦しい言い訳。
5と6が近親者や妻のみに語った真実。
そんな兄はとっくに立ち直って何食わぬ顔で日常生活を送ってますがね。
マラソンが趣味なのですが、よく走れるなと思うし、パチスロも相変わらず行ってるようです。
こっちはいまだに不眠に悩まされてるってのに。
肉親を殺してもこんな風に表沙汰にならない事例はそこかしこにあるのでしょうか。
尋常な精神の持ち主にとってはこの状況はただひたすらしんどいだけ。
なんたる悪夢か。