父親が介護施設に。

水曜日12月18日に父親が介護施設に入所した。

結構離れてるので、積極的にバイクで面会に行くことは叶わないだろう。

母親の生前、父親と住んでいた市営住宅

新築時から2年住んでたわけだけど、正直、俺のアパートからも兄夫婦の居宅からも離れていた。

その時点で歯車は狂っていたように思う。

兄夫婦の父母へのスタンスに抵抗を感じ、そこに引っ越す前から父母に会いに行かなくなってた俺が言えた義理じゃないが、なぜ俺のアパート、兄夫婦自身の居宅から近い距離、もっと言えばせめてその中間くらいの市営住宅を借りなかったか?

母親が亡くなったその市営住宅に引っ越すと聞いた当初からそれは思っていた。

それを言ったら金銭的なバックアップを迫られはしないかを恐れていたのか、情けないことにその件で兄夫婦に反駁を加えることはできなかった。

いずれにせよ資金面の援助はできないにしても、バイクオンリーの俺でも難なく行ける距離なら最悪の事態は免れたのではないか。近場であれば逆に俺も積極的に会いに行けてたのではないか。

 

元を正せばそここそが悔恨の大部分を占める。

 

「引っ越し」というチャンスになぜ父母を遠くに住まわせたのか。

そこの相談もなくいきなり自分たちで決めてるし、親の面倒に関して蚊帳の外だったんだな俺は。ここ数年音信不通だった兄夫婦。父母の不幸もきっと伝えてこないだろうとさえ思っていたのに...

 

金輪際、親との絆の本質に悖る行為はしたくないという思いは強い。

親父の介護施設も結構な距離だが、彼岸、お盆、ゴールデンウイーク等、

せめて母親の生前、本来会いに行くべきだったタイミングで面会しに行くつもりでいる。死を賭して人間にとって大切なことを気づかせてくれたおっかさま。

心の底から「ありがとう」と言いたい。