母親開眼供養。
魂入れ、お性魂入れを「開眼供養」というのか。
朝8時30分、兄夫婦が迎えにきて位牌を預かってもらってたセレモニーホールへ。
そのまま位牌を持って父母の住んでいた市営住宅に行き、お焚き上げで燃やしてもらう母の神棚に祀ってあったお札と、榊の花瓶を倒したためか、傷んでしまっていた祖母の遺影だけを持ちだし開眼供養を行う菩提寺の大高寺へ。
供養が済んだのち、兄夫婦の居宅へ向かう。
設置したばかりの仏壇に位牌をセットし、焼香と合掌。
そこでの雑談もそこそこに、比較的ラグジュアリーなレストランに向かい食事、
ミニストップにてデザート、自宅に送ってもらい解散。
なんだ普通の兄弟じゃないか...。
ただし次男のこの心苦しさは誰にもわからないだろう。
今日も死の直前まで母は、兄が仕事中に何度も電話をかけていたことを聞かされた。
兄「仕事で忙しんだからかけてよこすな」
兄「そう言ってたらかけてこなくなったから優秀だなと思っていたら死んでいた」
俺「頼むからそういうことはあまり言わないでくれ」
当然ながら俺はたまらず兄にそう言ったが、それが精一杯だ。・
つくづく、どこまでも狂った兄である。
追記
福島中央テレビで16:30からやっていた
「看取り 〜最期のひと呼吸まで〜」
という番組のクオリティが高過ぎて驚いた。
いつのまにか福島のローカル局がキー局を差し置いて、こんなにも質の高い番組を作るようになっていたのか。